答え ① 約2ヶ月
陸軍は伝染病予防上、戦地から帰還する多数の人馬物件等に検疫をすることの必要性から、陸軍次官であった児玉源太郎少将を検疫部長、後藤新平を事務官長として陸軍省内に臨時陸軍検疫部を設置しました。
とりわけ似島検疫所は 野戦衛生長官石黒忠悳が多額の予算を投入したことから、短期間で東洋一、世界最大の大検疫所を建設することができました。
1895年(明治28年)4月5日「似島臨時陸軍検疫所」設置を決定。
同年 5月30日完成。
同年 5月15日陸軍省告示第4号で「6月1日開庁」を告示。
同日付で業務開始。
施 設 名 | 規 模 等 | 使用形態 | 設置前の状況 | 軍事施設の役目 | 現在の利用 |
第一検疫所 | 22,660坪 | 強制買収 | 畑・山林・干潟 | 帰還兵等の検疫 | 似島学園 |
検疫実績 | 船 | 人 | 消毒物件 | 焼却物件 | 感染死者 | 火葬死体 |
日清戦争 | 441隻 | 137,614人 | 425,963件 | 1,270件 | 382人 | 344人 |
第一検疫所全景 |
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